私は、高校卒業後にFランク大学(以下、Fラン)へ入学しました。
夢や目的もなく、とりあえずは大卒という肩書きが欲しかっただけです。
しかも、当時付き合ってた彼女が入学する大学がある県の受かりそうな大学を見つけて入ったという感じです。
今になって、本当に親不孝者だと反省しています。
僕のFランの友達は同じような奴らが多く、授業も行かずに夏は海へ、冬は雪山へ行ったりと3回生が終わるタイミングで卒業単位はギリギリ、
本来は就活をしなければいけない4回生のときにフルで授業を受けるという代表的なポンコツ大学生を過ごしていました。
そのままフリーターでもいいか…と思っていたのですが、
新卒でいきなりフリーターだとその後の就職も難しくなりそうだし、
とりあえずは一旦どこでもいいから就職しとこうと考え、受かりそうなところで給料も良いところを受けることにしました。
結果、先物取引の会社への就職が決まり、晴れて新社会人となりました。
先物と聞くとイメージが悪いと思いますが、私が就職した会社は当時東証二部に上場しており、まだしっかりしているのかな?という淡い期待をもって入りました。
結果、入社後10ヵ月で退職することになりますが…
給料はよかったです。営業成績にもよりますが、ボーナスとは他に3ヶ月に一回営業手当もあり、10ヵ月でやめるときにも100万円ほど貯金ができていたくらいです。
しかも営業成績でハワイ旅行や韓国旅行のご褒美もあり、私は韓国旅行へいくことができました。
しかも10万円のお小遣い付きで。
このままいたら金持ちにはなれそうだな…とは思っていましたが、先輩や上司はお客様のことを金づるとしか思っていないような人たちばかりでした。
まともな同期メンバーも次々と辞めていき、私もこんな人間にはなりたくないなと思い、退職を決めました。
それから地元に帰り、友達が働いているところでバイトを始めました。
3ヵ月ほど働いていたところ、そこの社長に気に入っていただき社員になることになりました。
そこは有限会社のアパレルメーカー(後に株式会社へ変更)で、全盛期のとき30億円ほどの売上規模てした。
その会社に11年ほど在籍し、色々な部署を経験しましたが、基本的には誰も教えてくれる人はおらず、チームメンバーや独学で何とかやっていたという感じです…
ただ、入社してからずっと継続していたのが店舗開発という仕事で、主に店舗の出店先を見つけてくる仕事です。
これは兼務で10年ほど継続して担当おりましたので、自分の強みは店舗開発業務と言えるかなと考えていました。
そこから、一部上場の大手企業へ転職となるのですが、
特に転職活動はしておらず、知人の紹介で転職することになりました。
この知人の紹介というのが肝なのです。
私の経歴では到底入社できないような企業へ転職できたのは、この知人の方の紹介がなければ叶わなかったと思います。
今回一番伝えたいのは、人脈作りです。
もし、転職を考えている方は他社や異業種で人脈を作っておくことは非常に有利に働きます。
私は元々人付き合いが苦手て、お酒もあまり好きではありません。
しかし、前職の社長によく連れて行かれた先で色々な方と面識を持つことができました。
気分は全く乗りませんでしたが、仕事と割りきり盛り上げたり、お酒を注いだり、飲み物のお代わりの様子を伺ったり、飲み会の時はかなり気を張っていましたね。
そのお陰もあり、私の評価はまあまあ高かったと思います。
◯◯さんのところの◯◯くんは、いいね!と言われることも多かったです。
この人脈作りは、退職する一年前くらいから出来たものです。
新卒ですぐにできることではないと思います。相手の方もある程度社会で経験し、それなりに会話ができるようになることも必要です。
私の場合は、小さな会社ではありましたが、そこで営業部長という肩書きをもらっていました。
働いている間は、この会社をよくしたい!偉くなりたい!とがむしゃらに頑張ってきました。
その結果、他社の方とのご縁で転職に結び付いたという感じです。
私のやり方は時間がかかることではありますが、普通に転職活動をしても時間はかかると思います。採用する側の人事担当者も他社で経験と実績がない人を採用しようとは思わないはずです。
【まとめ】
Fランから新卒で大手企業へ就職するのはかなりハードルが高いと思います。まずは就職した企業で実績を出すことがまずは第一歩です。そして仕事を頑張りながら外でも人脈を作ってください。目の前のことを頑張れない人はどこの企業も魅力的には見えません。常に転職先を探しているような人も同じです。
30歳~40歳の間に希望する企業へ転職することを目標に目の前の仕事を頑張りましょう!
小さな会社ならではの経験もあります。責任がある立場を任されたり、マニュアルなどなく試行錯誤で仕事を進めることなど、大企業では経験できないことだと思います。
大企業では責任があるポジションまで上がるのに時間がかかる等の理由から、ベンチャーなどの中小零細企業へ転職する人もいるくらいです。
小さな会社にいる方は今いる現状をぜひチャンスと捉えて、今できる経験を存分に味わうようにしましょう!
そうすることで自然と運やチャンスを呼び寄せることにもなるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント