トイトレ~5歳の娘がトイレでウンチができるようになるまで~

ついにトイトレスタート

我が家の娘は4歳11ヶ月までトイレでうんちができませんでした。
おしっこは4歳手前でできるようになったのですが、
うんちだけはなかなかできませんでした。
トイレでウンチができない理由は、「うんちが便器に落ちるのが怖いから」というものでした。

これには、何を言っても無駄でしたね。なぜなら娘がそう思っている(うんちが便器に落ちるのが怖い)から、どんな説明や親が実演しても無理でした。
とにかく便器にトイレットペーパーを敷くなど対策はしましたが、便器に座ると「怖い~」と大泣きしていました。

そんな娘がどのようにしてできるようになったのか、以下に説明していきたいと思います。

保育園でもできないのは娘だけでした。ロッカーにオムツをストックしているのを娘のクラスメイトが見つけ、「なんでオムツがあるの~?赤ちゃんじゃん!」と笑われたこともありました。これには私達親のほうが傷つきました。当の本人は全く気にしていませんでした笑

子供と一緒に目標を決める

そんな中、まずは本人と5歳の誕生日になるまでにできるようになろうと約束しました。
それが5歳の誕生日の半年前。
それから、新品のオムツ袋を見せて「これがなくなったらトイレでうんちができるようになろうね」と娘と目標を決めてスタートしました。
どうやったらできるようになるか、娘と相談しながら進めていったのですが、
いきなり取ることはできないので、下記の流れを決めました。
1.オムツを履いたまま便器に座り、用を足す
2‥オムツの半分だけを切った状態で、便器で用を足す
3.オムツの両サイドを切った状態で、便器で用を足す
4.オムツを全部取り、便器にトイレットペーパーを敷いて用を足す
~完了~

という流れで挑戦がスタートしました。

とはいえ、おむつを履いたまま便器に座るということだけでも大変でした…
こんなところでつまづく筈はないと思いましたし、ある種の絶望感もありました。
これから続く長いトイトレの険しい道のりを感じさせる出来事でした(涙)

目標をクリアするごとに絵を書く

妻のアイデアで、一つできるごとに絵を追加していき、できたときには顔が完成するという先方で片方まで切ってやるということができるようになりました。
こんな感じ↓

 

余談ですが、
これは、夏にプリキュアの映画に行きたいと娘が言っており、トイレ成功したら行こっか!ということで、プリキュアの映画に行く!を目標に頑張っていた時です。
結果、どうしても成功することができず、娘もプリキュアの映画を諦めていました。
「プリキュアの映画も行かない。だからトイレも頑張りたくない…」と。これを聞いた時は、頑張らせるのも辛くなりましたね
・もう少し経ったら自分でやるようになるのではないか?
・無理にやらせて逆に自信を失くしてないか?
とか色々考えました。
しかし、再来年に小学校へ入学、来年にはバスでの遠足や保育園で行事も増えるので、困るのは娘自身だし、困ったときに親は助けてあげられない、ということで辛いけど頑張ってもらう決心をしました。

どうしてみんなはプリキュア映画見に行けてるのに、私はいけないの~?」と泣きそうな声で言っていたので、
「トイレができるようになったら見に行くって約束したよね、だからトイレができたらいけるんだよ」と返しました。
でもこの言葉がずっと残っていたので、何日か経った後に
「トイレ頑張れる?プリキュア映画見に行ったらちゃんと頑張れる?」と聞くと、頑張る!と力強く約束してくれたので、無事映画は見に行きました…

三日間の便秘と11時間の挑戦

映画を見た目翌日からは、チャレンジ精神が戻り、オムツを破って成功したりと頑張っていました。
「これが最後のオムツだよ!」と言っていたオムツがそろそろ無くなります。
今までも二回ほどこのオムツが最後だよ!と言っていたものの、
まだ成功しそうにないと思っていたので新しいオムツを買っていましたが、
今回は本当に最後です。親も本気で成功させるつもりです。

そして最後のオムツを使ってから、娘がトイレに行きません。
聞いても「うんちはでない」と。
それからご飯もあまり食べない、元気もない、と明らかに体調が悪くなっていました。
これはうんちを我慢しているからだとわかっていましたが、オムツは無いのでトイレでやるしかないのです。
娘もそれがわかっているからトイレには行きたくないわけですよね。
それがなんと三日も続きました。

5歳娘の便秘事件

便秘が三日間続き、お腹も張って娘も辛そう。でもトイレでうんちをしたくない。「できない~」と大泣き。
四日目の朝、僕は朝から仕事で外出予定だったのですが、
その前に保育園へ連れていこうとしていたら、、
今日、お休みして頑張ってうんちしたい…」と。
妻が在宅勤務だったので娘を妻に託して僕は仕事へ…
妻も妊娠中なのであまりストレスを与えたくなかったのですが、娘も限界っぽかったのでそこまで時間がかからずにうんちがでるのではないかと考えていました。

朝から妻から何度か連絡が入り…
「トイレに行くけど、泣いてできない」
「お腹が張ってるからご飯もあまり食べない」
「気分転換に歩いてコンビニ行ってくる」
「お腹が痛くてお昼寝もできない」
「もう無理…限界」

と遂に妻の限界が近づいてきていました。
これはまずいと…今から帰って在宅に切り替えようとうと駅に向かっていたら、
トゥルン♪と着信が…

「できたー」との一文字が、
続いてテレビ電話してあげてーと妻からの連絡を受けてすぐに電話をしました。

第一声の、
「できたよ~」と嬉しそうに可愛い声を聞いたときに、
涙がでました…
ぼくも嬉しくて嬉しくて。そして娘と妻の頑張りに感動して泣いてしまいました。

トイトレは甘くない

それから、もうできるようになると勝手に思っていましたが、そんな簡単なことではなかったです。

次の日もうんちをしたいと言わず、、
あれ?もしかして?と思い、トイレに行こうよ~と言っても行かず…
またお腹が張ってきてので、これはまた行かせないということで、何とかトイレに行かせたのですが、
そこからはトイレが怖かった頃に逆戻り…
「怖い~」「やだ~」「できない~」「うんちが落ちるの嫌だ~」と…

心のそこから、「まじか…×10」でしたね。

一からやり直しということで、何回かやりとりしていたら、
なんとか2時間くらいで成功することができました。

次の日は20分、その次の日は15分、次の日は5分くらいでできるようになりました!

トイレットペーパーも「いらなーい」と言うまでになりました涙

それから、1日二回出ることもありますし、
うんちをトイレでできるっていう自信がついたみたいで、毎日がイキイキしています。
大人の仲間入りした感がハンパないですね笑

こうして、我が家の姫君は無事トイレでうんちもおしっこもできるようになりました

コメント

タイトルとURLをコピーしました