住む街、住むエリアの決め方

私は、横浜市港北区グリーンラインの駅から徒歩7分のところに中古戸建てを購入しました。
なぜこのエリアに決めたのか?
どのようにエリアを絞ったのか?
決め手はなにかについてお話したいと思います。

家を買うときに、どの場所にするかというのは非常に難しい問題だと思います。
お金があれば、住みたい街で住みたい家を買うことができますが、
ほとんどの人がそうではないと思います。

本サイトでは、以下についてお話したいと思います。
①エリア選定をする上で大切なこと
②エリアを決める前の準備
③エリア選定

では、順に説明していきたいと思います。

①エリア選定をする上で大切なこと
1.予算を決める
自分の年収、世帯年収からまずはエリアが絞られるではないでしょうか。
私の年収からでは、都内23区では無理でした。
千葉、埼玉、神奈川のどこかになります。
その都市の中でも人気エリアは相場が高いなどもあります。
まずはSUUMOなどのサイトから、希望条件をいれて調べてみましょう。
絞り方がわからない方は、予算と勤務地からの所要時間だけいれて検索してみましょう。
これだけで自分の希望に近い物件がどの辺りに多いのかくらいはわかります。

2.通勤時間
次に勤務地がどこなのか。できればドアtoドアで1時間くらいが希望ですよね。
まずは1時間くらいの場所から、予算に合わせて少しずつ離れて行くという感じになります。
私の場合は勤務地が渋谷なので、埼玉か神奈川にしたいと考えていました。

3.自分のライフスタイル
都心が好きなのか、自然が好きなのか、休みの日は公園で遊ぶのかショッピングなのか、
自分の(家族の)生活スタイルにあった場所を探しましょう。
私の場合、勤務地が渋谷で、休みの日に都内へ行くことはほとんどないため、
郊外でいいと考えていました。
まだ子供が小さく、子育て目線が強かったと思います。

4.優先順位を決める
・中古物件でいいのか、新築ではないとダメなのか
・マンションなのか、一戸建てなのか
・駅までの距離、時間
・バス通勤は検討可能か
・坂の上は有りか、無しか
など自分たちの拘りも洗い出しておくと良いと思います。

②エリアを決める前の準備
次に、そのエリアで予算内の物件があるかどうかを調べます。
これは、不動産と自分自身の両方で調べる必要があります。
不動産は自分たちの売りたい物件があるエリアを進めてくる傾向にあり、
希望エリアでは、「その予算で難しいですねぇ~」なんてことを言ってくる人たちも多いですからね。
ですから自分自身で住宅検索サイトなどで毎日調べることが重要です。
家を買うというのは数年単位での行事となるので、半年から一年くらい住宅検索サイトを見ていると、
このエリアの相場観というのがわかってきます。
例え買えなかったとしても、これくらいの物件がこの値段で売りに出されることがあるということがわかることが非常に重要です。
それがわかればあとはタイミングだけになります。
私も実際、希望エリアで希望価格帯ではないですよーと言われ続けていました。
それでも自分で調べて、たまに出てくる物件もあったことから、
絶対に希望の物件はあるはず!という自信を持って探していました。

③エリア選定
①と②で準備を整え、いざどのエリアにするかある程度見えてきたかと思います。
ここまで来ると、住みたいエリアも2~3エリアに絞られているのではないでしょうか。

私の場合、下記の3エリアに絞られていました。
1.横浜市港北区(賃貸で住んでいるエリア)
2.横浜市戸塚区、保土ケ谷区(普通に住みたいと思えたエリア)
3.横浜市金沢区(妻の実家近く)

3の金沢区は、勤務地(渋谷)から1時間半ほどかかるのでできれば避けたいと考えており、
戸塚は駅から15分ほど離れないと予算内に収まりそうになかった、
保土ケ谷区は買えそうな家があるのがだいたい坂の上、
街自体坂が多過ぎて断念。。。

第一候補の賃貸で住んでいるエリア(港北区)で探すことに決めました。
賃貸で住んでいたエリアも坂はあるものの、住んでる方たちが穏やかで清潔感がある。
またファミリーや子育てを終えられた夫婦が住まれていて、
夜が静か、そしてヤンキーがいない。ヤンキーチックな人もほぼいない。
それらを総合して決めました。
当然そういうエリアなので家の値段も高め。
ただ、SUUMOで探していたらたまに予算に近い物件もあったので、
出会いとタイミングに期待して探すことにしました。

とはいえ、
それからも気になる物件が出るたびに、希望エリアがコロコロ変わってしまうことがありました。
これはしょうがないことかと考え、良いと思えば実際に見に行ったりはしていたのですが、
やはり場所的には、「無し」だよね…ということで原点に立ち戻るということを繰り替えしておりました。
これも無駄なようで無駄ではなく、、経験値として積み上がりますので、今後の物件選びに役立ちました。

具体的には、一度行った場所付近だと、その街の雰囲気もわかりますし、
SUUMOを見てるだけでもおおよその場所がわかるようになってきます。

私は、それをやりすぎて、おおよその住所からでも物件を特定できる特殊な能力が身に付きました。
SUUMOには具体的な住所の記載がない物件が多いのですが、
Google Mapで物件を探しあてることができるようになったのです。
これができるといちいち不動産に問い合わせをしなくても、自分自身で物件周辺を見に行けるし、いいことしかなかったですね。
この特殊能力は、なかなか難易度が高いと思うので、もし地理などに詳しい方であればやってみるのもいいかもしれません。
近所であれば、毎日ウォーキングしながら街や住宅を見ておくと、
物件の写真だけでこの辺り!というのがわかるので、
物件が購入できるまではウォーキングを趣味にするのはいいと思います笑

【まとめ】
とにかく色々な物件を見ることをオススメします。
見ることで自分の経験値があがります。
人生で一番大きな買い物なので、自分の見る目はしっかり持っておきたいものですよね。
私のやり方はごく一部でしかありませんが、参考にしていただけると嬉しいです。

エリアが決まったら、あとは希望の物件が見つかるまであの手この手で探ししていきます。
とにかく探すのです。
親身になってくれる不動産との出会いも重要かもしれません。
私の場合は、親身になってくれていた不動産もいたのですが、
一向に気に入る物件がなく、不動産が諦めて離れていった後に、
SUUMOで見つけた物件を買いました。そんなこともあります。
人それぞれ求める価値は違うので探し方、見つかり方も千差万別だと思います。
諦めず、希望を持って探すことが一番の近道だと思います。
本記事をお読みいただいた皆さんが素敵な物件に出会えることを祈っております。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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